慈濟傳播人文志業基金會
責任を担う勇猛さ
プレッシャーの下で実力を発揮し、
着実に歩める大道を切り開く。
 

骨髄の縁で良縁を結ぶ

 
慈済骨髄幹細胞センターは十月十四日、高雄静思堂で二十四周年記念行事を行った。骨髄を移植して健康になった十一人が念願叶ってドナーと会見し、会場は感動的な雰囲気に溢れた。
 
 「二十数年前、台湾で骨髄バンクを設立することを決心しました。その間、さまざまな困難がありましたが、私たちは強固な意志で何度も困難を乗り越えて来ました。壇上のドナーと移植患者の喜びの出会いを目にしましたが、その縁で患者の生命は続いているのです。一人の命が救われるということは一つの家庭が幸せになることであり、多くの不思議な良縁がもたらされるのです」。十八日のボランティア朝会で上人が心温まる話をした。
 
ドナーの一人は相手に健康な造血幹細胞を届けるために、毅然と煙草や酒、檳瑯の摂取を断ち、生活習慣を改めて、最良の健康状態で幹細胞をある高校教師に寄贈してその命を救った。
 
「その気持ちがあれば、成せないことはありません。それが純真な善意であり、真心からの愛です」と上人が言った。壇上では患者と家族が感謝の言葉を繰り返し、ドナーも無上の喜びに浸り、観客席では涙を拭う姿があちこちで見られた。慈済がこの二十数年の間骨髄移植のドナー登録制度を推進して来なかったら、この場面も見られなかっただろう。
 
●慈済骨髄幹細胞センター設立24周年記念行事とドナーと患者の喜びの対面が行われた。対面を待ちに待っていた患者は、ついに命の恩人を抱きしめ、お礼を言うことができた。(攝影・黄筱哲)
文‧
 
台湾全土には一万人近い骨髄ドナー登録者がいる。彼らが寄贈のために費やしている時間と心労は数字に表すことは難しく、まさに非親族間骨髄移植の英雄である。「この時代、医療技術が発達し、慈済ボランティアは医療関係者である必要はありませんが、衆生を救う精神を持って良能を発揮し、精一杯、生命を救っているのです」。少なからぬ骨髄ドナーと患者が骨髄ボランティアとなって愛の循環を作り出している。
 
慈済骨髄幹細胞センターでマッチングに成功し、移植を達成した患者は三十一カ国、四千八百二十人に達している。「愛のエネルギーはその『髄縁』によって絶えることなく広がり、引き継がれています。心から感謝します」と上人はおっしゃられた。
 

愛のエネルギーは尽きない

 
十月半ば、マレーシアとインドネシアの実業家による交流学習キャンプがクアラルンプール静思堂で行われた。十月十八日、慈済クアラルンプール執行長の慈露師姐(師姐は慈済の女性ボランティアの呼称)とマレーシアの実業家たちが花蓮でキャンプの状況、インターナショナルスクール設立に向けたチャリティーバザーが盛況だったこと、そして、ミャンマーのインフルエンザ予防に関して報告した。
 
上人は、マレーシア慈済ボランティアが師匠から与えられた重い責任を受け止め、実力を発揮している勇敢さを賞賛した。「土と同じように、適度に圧縮して初めて堅くなります。師匠は皆に成仏してもらえる道を歩んで欲しいのです。人生の時間は有限です。無駄に時間を過ごすのでなく、心して奉仕し、良縁を結んで広い大道を切り開き、この世を利することをすべきです」
 
ボランティアは慈善ケアに尽くし、辺鄙な山奥や無医村、国内の難民など手の届く範囲内で極力支援する。「慈済ボランティアが発心して奉仕しさえすれば、そこは福を造ることができる場所になります。愛を携えた人が多い故、愛のエネルギーは広く行き渡るのです」
 
心に愛があるから、ボランティアはどんな状況で慈済に参加しても、団体に溶け込んで一緒に行動し、腰を低くして大衆のために奉仕することができる。上人はその菩薩精神を讃えている。「菩薩はお寺で拝まれる偶像ではなく、群衆の中に分け入って、この世の苦しみのために奉仕する人々なのです」
NO.254