慈濟傳播人文志業基金會
證厳法師七月十六日行脚中、開示の一部

西日本豪雨被害支援

 

梅雨前線による被害で

直ちに動員・大願の真心が

人々を感動させた

 
七月初め、大阪、広島、岡山など西日本は梅雨だったが、前線が留まったために連日の豪雨となり、多くの地域で土砂災害や堤防の決壊が起きた。七月十五日の政府の統計によると、二百十一人が犠牲となった。慈済ボランティアは東京から駆けつけ、大きな被害を出した岡山県倉敷市真備町の避難所で炊き出しと配付活動を行い、住民を支援している。
 
「この一週間にこんなに多くの地域で災害が発生し、土砂災害で何軒の家が圧し潰されたことでしょう。家屋が倒壊し、死者と負傷者が出ています。今でも私たちは支援を続けています。東京や大阪、岡山の各地から慈済ボランティアが集結し、力を合わせて支援しているのです。それでも人数は多くはありません……」
 
少ない人数でも願は大きい。日本支部の慈済ボランティアは「重点的で時間を無駄にせず、相手を尊重する」という慈済の災害支援の原則を守り、他の公益団体と重複して物資を提供しないよう、しっかりと避難所の被災者たちからニーズを聞き取った。そして、毎日、野菜スープを作り、相手を尊重した礼儀正しい態度で差し出している。その細やかな心遣いと動作は現地の人の目に焼きついている。
 
「現地の被災者も自治体も多くの支援を求めています。通常、日本で支援を求められることはあまりありません。ですが、今回は、『本当にありがとうございます。提供していただいた物は必要なものばかりです』と声をかけていただいているといいます。私たちが提供した食事は、心身ともに落ち着かせ、栄養補給にもなるものでしたので、心も体も安らいだ後に笑顔も見せるようになったのです。人数が多いとは言えないボランティアで、これだけの支援をし、重責を担っていることに申し訳ない気持ちでいっぱいですが、とても感動しています」
 
●私たちが提供したもので人々は落ち着き、栄養補給もできた。身も心も安らいだ後、笑顔も見えた。(撮影・孫素秋)
 
NO.260