慈濟傳播人文志業基金會
インターネット利用に対する賛否両論
問:子供が毎晩ずっとインターネットをしているため、
  日中元気がありません。どう言い聞かせたらいいのでしょうか。
 
答:今の親は子育てが大変です。周りの誘惑が多く、かつて子供たちが熱中した連続ドラマはゲームに変わり、パソコンからスマホへと、間断なく子供たちを誘惑し、親が眩暈を起こすほどです。
 
家族と一緒に外食しても、周りを見ると皆がスマホをいじっていて、家族間の触れ合いが見られません。公園での散歩にしても、親は木の下でスマホをいじり、子供もスマホから目を離さず、親子の交流が見られません。汗をかくことを爽やかに感じることもなくなってしまったのです。このままの生活を続ければ、子供たちにネットの誘惑から離れさせるのは非常に難しいでしょう。
 
私の家では、二人の子供が小さかった時、週二日屋外で運動させ、連休の時も必ず短い旅行に連れて行って、子供たちを自然に触れさせながら、体を鍛えました。毎週、パソコンの使用時間を、行儀の良し悪しで点数をつけて決めていました。今では子供たちは運動する習慣がつき、自分たちで旅行計画を立て、生活がパソコンに縛られるようなことはありません。
 
 
幼い時からこのような習慣をつけさせれば、親子の衝突も避けられるでしょう。もしもまだその習慣がない時は、これから始めると、状況を改善することができるはずです。
 
一、決してパソコンの暗証番号をロックしてはいけません。子供は自分でロック解除できますし、親子の信頼感が崩れてしまいます。
二、決して勝手にパソコンのコンセントを抜かないこと。これは親子喧嘩の原因となるからです。
三、決して口やかましく言わないこと。いつもパソコンゲームに興じているから成績が悪くなる、スマホをいじっているから目が悪くなった、などです。
 
親はこの「三つの決してしない」原則を守らないと、親子関係がぎくしゃくしてしまいます。
 
 
一体どうしたらいいのでしょうか。親子ともに落ち着いて、問題について話し合うことです。
 
一、双方でネットゲームをする時間を決めるのです。例えば週二時間で、金曜日の夜、土曜と日曜の午前中に制限し、その他の時間は、学生の本分を尽くし、勉強に専念するのです。また、日曜日の午後は家族全員で運動するようにしましょう。
 
二、子供がルールに違反したらどう対応するかも前もって決めましょう。一旦決めたら、徹底して実行するのです。そうでなければ、子供は親を見下し、次にルールを決めても無視してしまいます。
 
三、ネットゲームをする時間は、子供の態度の良し悪しで調節するのもいいでしょう。例えば、家事の手伝いをしたら、十分間増やしてやります。あるいは年配の方に礼儀正しくしたり、弱者を助けたりした場合も、もう十分間増やしてあげるのです。学校の成績だけを重視するのではなく、子供たちに正しい習慣を身につけさせると共に、プラス思考の環境の中で生活させるのです。
 
これは私が子供とネットの誘惑問題で歩んできた経験談です。子供はその中から満足を得ると共に、自主的なルールの下に生活するようになりました。たとえ子供が親元を離れて別の場所で学校生活を送っていても、子供がゲームが原因で欠席や遅刻をし、学生の本分を忘れるという心配はありません。子供はこのネットゲームのルールから、自主的なルールを学び取っているのです。
(慈済月刊六一二期より)
NO.263