慈濟傳播人文志業基金會
「辛」と「幸」の関係
こんな動画を見たことがあります:
 
 ある教師が日本語の漢字を教えていました。幸福の「幸」から横の一本を取れば、即ち「辛(い)」という字になり、二つの字はとてもよく似ていると説明しました。
 
 幸福から何かが欠けると辛い思いをします。しかし、辛い中でも何かがプラスされると幸せな気分になるのです。
 
 教師は続いて「難」という字を書き、人生で「難」という字に関係することには何があるかと聞きました。皆、困難、災難……と答えました。すると教師は「有難」と書きました。これは日本語では「感謝に値する」という意味です。人は皆、人生で「(困)難」に遭遇しますが、それら諸々の事が感謝に値するのです。
 
 
 そこで思い出されるのが大愛テレビ〈高僧伝〉シリーズの《智者大師》です。慧思大師は「苦は目を覚まさせる良薬であり、悪を断ち切る利器である。何故辛いかが分かれば、自ずと苦しむことはなくなる」と言われました。
 
 人は誰でも困難と苦しみに遭遇するものです。そのような時に人を羨むのではなく、自分の長所に目を向け、少しでも多く他人のために何かをしてあげようとするなら、皆、幸福を見つけることができ、感謝に値する人生となるでしょう。
 
●作者:凌宛琪(お板さん)。慈済基金会の職員で、毎朝の「法の香に浸る」朝会でPCなどの設備セッティングを担当している。そして自身の心得をイラストを添えてインターネットで発表し、分かち合っている。
(慈済月刊六二七期より)
NO.274