慈濟傳播人文志業基金會
家事から処世術を学ぶ
昨年暮れ、私は懿仁さんと一緒に静思精舎で食堂の手伝いをした時、色々なことを学びました。
 
普通、精舎では毎日数百人が食事をし、食後、食器を洗う前に、先ずヘラで食べ残しの汁やおかずを夫々集めます。そうするのは食べ物の無駄を無くすためであり、また、皿に油けが少なくなっているので、食器洗いに使う酵素も水も節約できるのです。
 
 
数回やった後、懿仁さんは、残りのおかずを集める時、おかずやお皿によってヘラの使い方と力の入れ具合が異なるのが分かったと嬉しそうに言いました。それは人と接する時にそれぞれ異なった方法で対応しないとうまくいかないのと同じです。
 
それを聴きながら懸命に働き、毎日どんなに忙しくても、楽しく働き、収穫があれば、疲労を感じません。
 
監督の盧建彰さんが執筆した、『発想力とは‥あなたの問題を発想で解決する』という本を読んだことがあります。「本当に良い話とは、誰にも知られない真実であるが、後で誰もが感服するような出来事である」。わたしたちの身の周りにはこのような良い話が沢山あり、その中には人生の道理があるのです。それを目で見て学ぶのであれば、家事から始めたらいいでしょう。
 
●作者:凌宛琪(お板さん)。慈済基金会の職員で、毎朝の「法の香に浸る」朝会でPCなどの設備セッティングを担当している。そして自身の心得をイラストを添えてインターネットで発表し、分かち合っている。
(慈済月刊六二九期より)
NO.275