慈濟傳播人文志業基金會
金剛の体は壊れない
 ボランティア精進の日が円満に終了したので、師伯(年長の男性ボランティア)たちは大きな円いテーブルを一つ一つ運び出しました。「重いでしょう。手伝いましょう。」と、懿仁師姊が一気に二つも運んだので師伯は驚き、そして感心しました。すると彼女は笑顔で「実は私は金剛守護神なのです」と言いました。「金剛の体は壊れない」と言っても懿仁師姊は頭痛持ちですから、「壊れない」とはどういう意味でしょうか。
 
 
 「三千世界の大小の音を聞くと、善悪の声が耳の傍で鳴るのですが、分別がつき、混乱することもなければ、道理が壊れることはないのです」。頭に浮かんだのは法師のお諭しでした。「耳根は壊れない」とは、他人に叱られた時、その道理だけを聞き、その他は心に留めないということです。そして「壊れない」とは、病気にならないとか悪くならないという意味ではなく、変わらず善に尽力することではないでしょうか?
 
 ですから、奉仕の機会を逃さず、いつでも善力を尽くすことが即ち「金剛の身は壊れない」ということになるのだと思います。
 
●作者:凌宛琪(お板さん)。慈済基金会の職員で、毎朝の「法の香に浸る」朝会でPCなどの設備セッティングを担当している。そして自身の心得をイラストを添えてインターネットで発表し、分かち合っている。
(慈済月刊六三二期より)
NO.278