慈濟傳播人文志業基金會
慈済のメッセージを国連の「リリーフウェブ」に
モバイル端末が普及し、メディアが発達した二十一世紀、個人や団体組織は容易にネット上で自分のサイトを作り、伝えたいメッセージを素早く発信することができるようになりました。情報が氾濫する中で、価値のあるものを選び分ける時、その専門性と信憑性は依然として重視されています。
 
国連人道問題調整事務所(OCHA)が一九九六年に立ち上げたリリーフウェブは、国際人道支援の内容をまとめた重要なサイトの一つです。今まで累計で二千九百余りの支援団体がこのサイトで自分たちの活動の写真や内容を載せています。各国の公共部門または非政府組織(NGO)の間では、非常に重要な情報源となっています。
 
人道支援の方策決定者や実行責任者、ボランティアなどは活動方針を決める前に、先ずリリーフウェブで情報を収集して、支援を受けている地域や人々のニーズを理解し、他の団体が既にどのようなことをしているのかなどを知ることができます。また自分たちの活動の進度や成果を載せて参考にしてもらったり、同じ志を持つ仲間と交流することができます。
 
国際的な繋がりと情報交換の重要性を理解している慈済は、全世界の人に慈済の国際支援活動を知ってもらうために、二○○二年六月からその活動の様子をリリーフウェブに載せるようになりました。慈済基金会傘下の「国連担当チーム」は、今年からサイトに載せる図や文章を、よりリリーフウェブの表示形式や国際的な慣例に見合うように新しく作り直しました。例えば、各国への感染予防支援状況を示す場合、既に支援した国を青色で示し、支援待ちの国をオレンジ色で示すことで、より分かりやすく伝えています。
 
●仏教慈済基金会(Buddhist Tzu Chi Foundation 略称BTCF)が世界各国で実施している感染防止に関する活動情報は、国連のリリーフウェブに掲載されています。下記のURLにある2020年5月12日の慈済の支援内容は、新型コロナウイルス感染症対策支援の第4回目の報告です。

URL:                    https://reliefweb.int/report/world/covid-19-relief-action-report-4-activities-12-may-2020

 
文字による情報提供では、国際的慣例に沿って、五大大陸からの情報を色別に枠で囲み、読み手がどの地域で何が起きているのか素早く判別できるようにしています。
 
今回、八十カ国余りに対する慈済の感染予防関係の支援計画では、マレーシア、シンガポール、タイ、アメリカ、ブラジル、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、モザンビーク、イギリス、フランス等十一カ国の支援内容を五大大陸を五色に色分けして「大愛に国境はなく、世界に遍く行きわたる」様子をアップデートで見ることができます。
 
慈済国連担当チームの黄静恩(ホヮン・ジンエン)さんは、「これから慈済の国境と宗教を越えた活動を広く知ってもらい、世界の仲間たちと互いにサポートし合えるようになることに期待しています」と言いました。チームメンバーが世界中の慈済の情報を英語に翻訳すると共に、国連で使われる語彙を織り交ぜながら、リリーフウェブに載せています。そしてこのような温かいメッセージがより影響力のあるものになるよう願っています。
(慈済月刊六四四期より)
NO.285