慈濟傳播人文志業基金會
疲れていますか? サラリーマンへリフレッシュの手引き
月曜日に出勤するととても疲れる。
午後はデスクに向かってもぼんやりして眠気が襲う。
こんな症状を改善したければ、
三食のメニューを調整することから始めよう。
 
やっと迎えた休日、睡眠は十分取り、毎食いっぱい食べているはず。なのに、月曜日に出勤すると、余計に疲れていることに気づいた。顏色もよくなっていない。午後はデスクに向かって、ぼんやりとして眠気が襲う。こんなサラリーマンは、バランスの取れた食事をしているか、体に炎症が起きていないか、改めて考えてみる必要がある。
 
いつも疲れを感じるのは慢性の炎症が起きている可能性がある。慢性の炎症は体の細胞を傷つけ、それが長く続くと糖尿病や心血管疾患等の慢性疾患や神經系統疾患を引き起こしてしまう。若者や壮年の人たちは、体調が良くて、細胞がまた若いため、病気した感じはまだないが、自分の体を大事にしてほしい。正しい食物を選び、体の炎症を抑えるようにすれば、生活できる体力が保たれる。
 
以前、外来の患者さんで、每日揚げ物を食べて、野菜や果物を食べないという働き盛りのサラリーマンに出会ったことがある。すぐお腹がゆるくなる、息が切れやすい、気が散る、力を出そうとしても出ない、といった症状を訴えた。採血報告を見ると、中性脂肪が高すぎて、筋肉の收縮を助けるカリウム、マグネシウム等のミネラルが不足していた。腸には悪玉菌ばかり多く、下痢は腸の粘膜の薄さと関係があり、これも、野菜と果物の摂取が足りないためである。
 
最も気にしていた、体力のなさや下痢などの原因が飲食にあると分かると、その患者さんは、喜んで揚げ物をやめて、野菜と果物を多く食べるようになり、体調はよくなった。
 
癒やし効果のある揚げ物は、以前の每日一食を先ず三日に一度に減らし、それから週に一度、二週間に一度と徐々に減らしていくことで、それほど食べたいと思わなくするのである。また、揚げ物を食べた時は、必ず新鮮な果物を食べて、体の炎症を起こす因子を減らすことである。
 

お弁当のおかず選び 良しとしよう

疲労感を減らしたいなら、先ず、食事のカロリーに注意し、必要以上のカロリー摂取を避けることだ。
 
ベルトや服のきつさから体型の変化を感じる以外に、每週定期的に体重を計ることで、今の体重を維持しようという気持ちに繋がる。滿腹にならないように気をつけ、しかも食事の時間だけ物を食べるようにしよう。
 
カロリーの摂取量を下げたいのなら、朝食を菜食にしてみるといい。植物性蛋白質はサラリーマンにぴったりだ。慢性疾患がなく、体調がいい人は、豆乳のグリーンラテを試してみてほしい。無糖の豆乳に茹でた野菜とナッツを加えれば、ジューサーで簡単に出来上がる。
 
体重が目標を超えたことに気付いたなら、短期的にジンスー青汁に豆乳パウダーを組み合わせてみる。このように植物性蛋白質や豊富なポリフェノール、食物纖維を含む朝食ならば、宿便を出すのに役立つ。
 
市場には様々な種類の豆乳が出回っているので、もし平日に大豆製品の摂取が少ない場合は、特別に「濃厚」と表示されたものを選ぶといい。百パーセントの無糖豆乳は、三百七十五ミリリットル入りの場合、約二十グラムの蛋白質が含まれている。便秘の悩みがある人は、高繊維豆乳を選んで食物繊維を多く摂るといい。朝食を準備する時間がない外食派は、無糖豆乳と野菜トースト、雑穀入り欧風パンか、野菜まんもよい選択だろう。
 
半日奮闘して、お腹が空いてランチの弁当箱を開ける。この一食の野菜の量、蛋白質は充分だろうか、弁当のおかずはどう選んだら良いだろうか。
 
バイキング式の食堂に入って、油の多い肉類の主食をやめ、豆腐、ゆば、干し豆腐とその細切り、枝豆、テンペなどの大豆製品を二種類選ぶ。おかずとしてもう二種類、異なる色の野菜を選び、五榖米と一緒に食べる。いつも体が重いと感じる人は、五穀米を是非試してみてほしい。全粒穀物は食べ慣れないという方は、朝食のパンをさつまいもに変え、昼食に玄米を試してみるといい。
 
様々な豆類、例えば、ひよこ豆、はと麦、ライ豆、黒目豆、えんどう豆、あずき等はお勧めの食材だ。これら豆類には、植物ポリフェノール、鉄、カルシウムが含まれ、主食にすれば、より豊かな栄養素を摂ることができ、サルコペニア、貧血、骨粗鬆症、黃斑変性症の予防になる。
 
每日仕事で忙しくしていると、私たちの体調は、睡眠、感染、運動不足、生活のストレス、高脂質と高糖質の飲食を好む等の要素で絶えず変化する。自分のためにも三度の食事を疎かにせず、サラリーマンも野菜と果物を食べて体力を付けることができるのだ。
(慈済月刊六六五期より)
NO.311