慈濟傳播人文志業基金會
愛を心の底に植えつける
潜在意識から出た言葉で悩んだことはないだろうか? 心の中に前世に植えつけられた悪の種子のようなもので、それゆえに思考する間もなく口をついて出てしまう悪の果報のようなものだ。
 
朝の晨語の時、上人は修行は長い道程であるゆえ、絶えず長期的で間断なく、あますところなく恭しい心で以て日常生活の中で修行しなければならない、と話された。
 
心が畑のように遠い昔の自分が善と悪の種子を植えつけたのであれば、外部の環境に接した時、潜在意識から時には良い、時には悪い考えが頭に浮かんできます。
 
それなら、私たちは未来の自分のために何を植えたらいいのだろう?
 
時間を無駄にすることなく、善の種子(因)を植えるべきだと思う。そうすれば、どんな環境に直面しても良い考え方が浮かんでくるはずで、善から出発すれば後悔しないと信じている。
 
遥か大昔の自分が心の底に愛の種子を植えつけたことに感謝しなければならないと私は確信する。
 
その根はあまりにも深いため、容易に取り除かれることはなく、絶えず成長するからだ。
 
その周りの雑草を駆除しさえすれば、常に光輝く愛のある心を見ることができ、周りの人や物事に温かみを感じるため、奉仕したり愛を与えたりしたくなるのだ。
 
❖作者:凌宛琪(お板さん)。慈済基金会の職員で、毎朝の「法の香に浸る」法会の入力作業を担当している。そして自身の心得をイラストを添えてインターネットで分かち合っている。
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