09・24
◎慈済基金会は福智仏教基金会が発起した「愛で海を包み込もう ビーチ清掃ー万人総動員」活動に参加した。この日、各地の慈済ボランティアは台湾全土の13カ所のビーチで、海洋クリーンアップ連盟の記録表を使って廃棄物を分類し、種類、数量別に記録した。回収したリサイクル可能な資源は11704キロに達した。
◎『大愛が導く 静思語教育の手引き』の新書発表会、と静思ブックカフェ「心の講座」が9月24日に慈済人文志業センターで、26日に高雄静思堂で、10月30日に台中静思堂で行われる。同書は学校教育と家庭教育に適しており、計11冊から成る。
09・25
アメリカ、台湾、フランスの慈済ボランティア7人が9月25日から10月1日まで、シエラレオーネで慈済からの支援物資の使用状況を調査すると共に、ニュートンとコインドゥでエボラ出血に感染した孤児や身体障害者に台湾人道支援白米を配付した。
09・26
台風17号が台湾に上陸した。慈済基金会はこの日の午前中に防災調整指揮総本部を設置し、台風の動向と災害状況を把握し、支援物資の準備をボランティアに指揮した。花蓮、台東、宜蘭、高雄などでも防災調整センターを立ち上げ、各地の被災状況を報告した。
09・29
台風17号は台湾南部に大きな被害をもたらし、各地の慈済ボランティアが見舞い活動を開始した。高雄のボランティアは29日と30日に旗山、美濃、田寮月世界で「安心家庭訪問」を行い、緊急災害支援金と生活必需品を653世帯に配付した。嘉義、台南、宜蘭のボランティアは29日に被災地区で被災者を見舞い、慰問と祝福の贈り物を届けた。
09・30
台湾文創公益発展協会の主催、慈済大学の共催で「宗教NGOの永続性」をテーマとした人文座談会が開かれ、米カリフォルニア大学サンディエゴ校のリチャード・マドセン教授、慈済大学の何日生助教授、インドネシア・ヌルイマンモスクの責任者ワヒーダ氏、英オックスフォード大学のリチャード・ゴンブリッジ教授とジョン・ホフトマイヤー教授らが参加して、宗教系NGOの理想的なあり方と慈善事業について討論を行った。
10・01
◎花蓮県秀林郷慕谷慕魚で1日午後、落石崩落事故が起きトンネルが塞がれ、約100人の観光客が足止めさせられた。掘削作業は深夜にまで及び、花蓮の慈済ボランティアは被災者にミネラルウォーターやパン、防寒のための毛布などを緊急に銅門派出所に届けた。
◎10月1、2両日、慈済大学、慈済科技大学、慈済基金会が合同で主催する第4回慈済フォーラムが新店静思堂で開かれた。国際社会で宗教や哲学、非営利団体などに関する研究をしている専門家や法師が集まり、「仏教の普及性と慈済宗派の展開」について幅広い観点から討論を行い、仏教の現代社会に対する貢献とその価値について研究した。
◎慈済ミャンマー支部はマレーシア慈済人医会メンバーとミャンマー医療人員と共に、1・2両日、タイキ町とタンイン市で1302人に対して施療を行った。
◎マレーシア・サンダカンの慈済ボランティアは「幸福学校計画」の一環として、長期にわたってパイタン村の僻地にある学校を支援している。この日、クアラルンプールの慈済人医会メンバーとボランティアが手分けして3つの小学校で施療と配付活動、人文教育を行った。
10・06
◎花蓮慈済病院地域医学部門とリハビリ科が花蓮市でお年寄りのために「九九重陽健行及び楽齢健康講座」を催した。地域のお年寄りの関節と筋力を検査したほか、体感ゲーム感覚の「遠距離リハビリシステム」、「体力強化システム」を使って正しい筋骨の動かし方を教えた。
◎台中慈済病院は母子親善優秀医療院に選ばれた。この日、「2016年優秀母子親善病院模範学習活動」が行われ、参加者と実践経験を分かち合った。
10・07
台風19号の気流の影響を受けた花蓮県、台東県に豪雨被害が出た。慈済基金会は7日、防災調整センターを立ち上げ、各地の被害状況を把握した。連日の降雨による土砂災害の発生で、台東県太麻里郷の18世帯が損壊した。ボランティアは11日、緊急災害支援金と生活必需品を配付した。
10・09
◎4日、ハリケーン、マシューがカリビア海一帯に大きな被害をもたらし、約140万人が緊急支援を必要とする状態になった。アメリカ慈済ボランティアの邢敏ら3人は9日ハイチに到着し、10日から12日まで現地ボランティアと共に重度被災地であるレスカイ市とジェルミー市を視察した。
◎イタリア慈済ボランティアは8月に起きた中部地震の重被災地であるアルクァ−タデルトロントを視察すると共に、現金カード配付活動の準備について話し合いをした。
10・15
タイのアユタヤ・セナ県で雨季の豪雨による水害が発生した。慈済ボランティアはこの日、ワウィオン市街地でワウィオンとバンクラタム町の1459世帯に米と卵、食用油、飲料水を配付した。
10・16
ハイチ慈済ボランティアのダニエルはポルトープリンスの現地ボランティアを引き連れてハリケーン・マシューで大きな被害が出たレスカイ市を訪れ、バプティスト教会で初日の今日、100世帯の被災者に炊き出しを行った。
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