慈濟傳播人文志業基金會
慈済大事記十一月
11・01
◎慈済インドネシア支部と国連難民高等弁務室は共同で、アメリカキリスト教CWSジャカルタ支部に於いて103人の難民に歯科の施療を行った。
 
11・03
◎慈済大学は「大学地域実践論壇」を催し、花蓮の農民を招いて農業に係わる問題点を聞き、産学合作によって農民の支援ができることを期待した。この論壇は花蓮の3つの大学が政府教育部の大学地域実践連盟補助金を受ける上で行われている「永続する食ー環境保護を行う地域住民による経済推進計画」の一環で、慈済大学、慈済科技大学、東華大学の教師と学生及び農民の29人が参加した。
 
10・04
◎新北市永和区の慈済ボランティア6人が2人のペンキ職人を招いて、慈済の長期ケア対象である楊さんが新たに移った家のペンキを塗り直し、生活の質を向上させた。
◎慈済タイ支部は4日と5日、アユタヤの洪水被災者を支援するため、バンパイン県のココト村、バンプラブ村、バンプーン村、ワットヨム村、タラトクリアップ村、バンプラダン村及び大都市圏のサムパオロム町で配付活動を行い、3590世帯に米と医薬品などの生活必需品を配付した。
◎慈済マレーシア・クチン支部はクアラルンプール等の慈済人医会チームと共に政府の医療人員と合同で108人を動員して、4日と5日、サラワク州カムプンムディンとカムプントゥバの2つの内陸の村で施療を行い、約300人の村人を診察した。
 
11・05
◎マレーシア・ペナン州は台風ダムレイの影響で連日の豪雨に見舞われ、重大な水害が発生した。慈済マレーシア支部は5日、災害支援調整センターを立ち上げ、慈済ボランティアは直ちに支援活動を始めた。被災地域で炊き出しすると共に、中央病院と日新独立中学校、韓江小中学校、韓江大学などで清掃支援活動を行った。
◎7月、フィリピン・レイテ州でマグニチュード6・5の表層地震が発生し、カナンガ町リザルとヒロトガン地区の住民は土石流の危険性が高まったため、別の場所でテント住まいを強いられた。慈済は現地自治体の要請を受けて被災者に仮設住宅を建てることになり、9月に起工して、本日、111戸の引き渡し式典が行われた。
◎シント・マールテン島の慈済ボランティアは学校から貧困家庭への支援要請の知らせを受け、本日、368世帯に対して米と乾物、衣類、サンダル等の生活必需品を配付した。
 
11・06
◎花蓮慈済病院とシエラレオネの34軍事病院は、新型伝染病に対する人員訓練と臨床研究などの分野で協力し合う由の覚え書きを交わした。
◎マレーシア・ペナン州は重大な水害に見舞われ、ケダ州、ペラ州、クランタン州、セランゴール州、ムラカ州などの慈済ボランティアは本日から、ペナン州バターワース、 ブキット・マータジャム、アイタムなどの被災地で清掃支援活動と物資の配付を始めた。また、慈済クアラルンプール支部から105床のジンースー多機能福慧ベッドと200キロの即席飯をペナンに送った。
 
11・10
◎9日、彰化県渓湖町西環路の鍋料理店でプロパンガスが爆発して7人が負傷し、道安病院とキリスト教病院に搬送され、手当を受けた。同日、慈済彰化支部は16人を動員して、双方の病院で負傷者とその家族を見舞い、緊急慰問金を届けた。
 
11・11
◎アメリカテキサス州のハリケーン・ハービー被害で、慈済テキサス支部は本日、静思堂に於いてヒューストン市で被災したベトナム寺院の3人及び電話で支援を要請した被災者437世帯に現金カードを配付した。
◎慈済ミャンマー支部はバゴ州アライ二村のアンテイクティ寺院学校で施療活動を行った。ヤンゴンとバゴからの14人の医療人員と34人のボランティアが400人余りの患者に奉仕すると共に、生徒たちに衛生教育を行った。
 
11・12
◎台中慈済病院の許權振副院長は耳鼻科の医師で、長年、新生児の聴力検査と人工聴覚に携わり、遺伝性聴覚障害データバンクを立ち上げた。彼は台湾を代表して数回、国際会議に参加しており、台湾の耳鼻咽喉科に於ける国際地位を向上させてきた。本日は中華民国医師会全国連合会から「台湾医療模範賞」、台湾耳鼻咽喉科学会から「台湾耳鼻咽喉科医師医療奉仕賞」を授与された。
 
11・17
◎アメリカ慈済基金会は2010年からロサンゼルスのNGOケアハーバーが催している大規模施療活動に参加している。今回の活動は17日から19日までロサンゼルス福祉展示センターで、内科、漢方、歯科、眼科の診療が行われ、歯科と漢方は慈済が担当し、3日間に2000人を超える人が訪れた。
 
11・18
◎11月上旬、マレーシア・ペナン州で洪水が発生した。慈済マレーシア支部とマレーシア全土8つの州からの慈済ボランティアは本日から手分けしてペナン島とペライ州の7つの重被災地を訪れ、現金カードと見舞い品を配付する。
 
11・20
◎花蓮慈済病院循環器内科チームは中国廈門で開かれている「第8回海峡両岸医療衛生交流協会心臓血管専門委員会年次総会」に招かれ、ネットワークを通じて参加した。複雑性冠状動脈の介入性治療の手術をネットを通して示範すると共に討論を行った。
 
11・26
◎「2017年慈済海外養成委員慈誠精神勉強会」が10月12日から11月26日まで花蓮、板橋、三重、台中の静思堂の四カ所に分かれて開かれ、2000人余りのボランティアが20以上の国と地域から参加して、慈済の「国際化、若年化、専業化、多様化」した成長の軌跡を示すと共に、「共に大愛で善行を行い、善の道を切り開く」ことで「慈悲喜捨、済世救人」の使命を推し進めている。
NO.252