慈濟傳播人文志業基金會
慈済大事記四月
04・07
早朝、台北市万華区中華路のアパートから出火し、多数の負傷者が病院に収容された。当地区の慈済ボランティアはただちに現場に駆けつけ、120人分の朝食と4ケースのミネラルウォーターを救助人員に提供すると共に、被災者が搬送された病院で見舞金を配付した。
 
04・08
◎慈済アルゼンチン支部のボランティアはサンタフェ州アロヨセコ市に出向き、1月の水害による被災者228世帯に見舞金と毛布を配付すると共に、2台の車椅子を同市の社会発展局に寄付した。
◎花蓮慈済病院は台湾チューリップ身体障害者ケア協会と共同で、第4回パーキンソン病記念音楽会を催すと共に、第1回パーキンソン病シンボジウムを開いた。15人の患者がポスターなどを使い、病との共存や、自由のきかない身体機能を克服して夢を追いかける体験について講演した。
 
04・12
◎慈済基金会と台東県政府の合同の「台風モランティ災害後の大武愛国蒲永続団地」起工式が行われ、林全・行政院長と黄健庭・台東縣長、林碧玉・慈済基金会副執行長らが出席した。今回の支援建設は47世帯の恒久住宅で9月末完成の予定である。
◎慈済医療志業の林俊龍執行長は28人の同僚を伴って、12日から14日までオーストリアのウィーンで開かれた第25回国際健康促進病院総会(HPH)に出席した。
 
04・13
◎花蓮慈済病院はアメリカのステムサイト会社と幹細胞医療に関する協力で合意し、双方が協力して「人類臍帯血単核細胞による脳卒中治療」の臨床試験と技術移転を進める。
◎イタリア・ペルージャの慈済ボランティアは、難民中継所で愛を広める集いに、長期間ケアしてきた現地の中国移民に参加を要請した。中国移民は餃子作りや手話、静思語のしおりの作成活動に参加すると共に、楽しいイースターを過ごしてもらおうと難民に付き添った。
 
04・14
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州はサイクロン・デビーの影響で洪水が発生した。シドニーとゴールドコーストの慈済ボランティアはダンボーガン・コミュニティーセンターを訪れ、被災者130世帯に見舞金と日用品を配付した。
 
04・15
第10回アジア太平洋国際幹細胞及び癌研究討論会(Pan Pacific Symposium on Stem Cells and Cancer Research)が15日と16日、花蓮慈済病院で行われた。250人近い国内外の幹細胞研究者が集まり、幹細胞療法に関する最新の研究と標準及び新薬の開発、医療器材などに関して討論した。期間中、慈済病院は共同で嗅神経鞘細胞(OEG)を微小分子と結合させて神経退化性疾患を治療する新薬を開発することで、ゴークシ幹細胞会社と契約を交わした。
 
04・16
基隆市安楽区の慈済訪問ケアボランティアは、訪問ケアの専門知識を向上させる目的で、毎月定期的に活動を行う。第1回目は独居老人ケアと訪問ケア活動を合わせ、20人を超えるボランティアを3つのチームに分け、経験豊富なボランティアを先頭に一世帯ずつ訪問し、後輩ボランティアが経験を受け継いだ。
 
04・18
慈済基金会は花蓮の六つの学校で災害防止のための「希望工程」(再建工事)を行い、新校舎が6月に相次いで完成した。今日、花蓮県教育処の劉美珍処長と李裕仁副処長及び慈済教育志業の蔡炳坤執行長一同が明義小学校を視察した。劉美珍処長が花蓮県を代表して感謝の意を述べると共に、慈済の教育に対する無私の奉仕を称賛した。
 
04・19
アメリカ慈済支部ハイチのケアチームはレカイ市トベック地区で、ハリケーン・マシューの被害に遭った貧困世帯に第64回目の米の配付を行った。
 
04・21
ニュージーランドは4日と13日に相次いでサイクロン・デビーとサイクロン・クックに襲われた。慈済ニュージーランド支部のボランティアは21日、重被災地であるエッジクンベで家屋が損壊した200世帯に緊急支援金を配付した。
 
NO.245