慈濟傳播人文志業基金會
慈済大事記五月
05・03
エクアドル水害を受け、慈済災害支援チームはマナビ州サンタアナ市で被災者に見舞い金を配付した。世帯人数によって300ドル~500ドルを1248世帯に配付するとともに、灌仏会も行った。
 
05・04
◎慈済科技大学は11の小規模農家と9つの企業、9つの政府機関及び花蓮農業高校と合同で「藜米の郷・花蓮台東地区特有の農産物を普及する同盟」を結成し、覚え書きを交わした。産業界と自治体が合同で資源の提供や人材の育成を行い、地域の特色ある産業の普及に尽くす。
◎桃園市慈済ボランティアが毎月第1木曜日に蘆竹区の長期ケアセンターでお年寄りのケア活動を行うようになって今年で5年目になる。この日ボランティアは灌仏会を準備し、寝たきりのお年寄りが仏像を水で清めることができるように、移動式浴仏台をベッド脇に設置して浴仏を行った。
 
05・05
◎慈済基金会が台東県の9つの学校の建設を支援した「防災希望工程」のうち、台東県関山中学校でこの日、寄贈および起用の式典が行われた。慈済はそのほかに復興、建和、馬蘭、康樂、鹿野、光明の6つの小学校と関山、桃園、知本の3つの中学校の建設を支援している。昨年2月22日に合同起工式を行ってから1年が経った現在、133の教室と5つの幼稚園教室、宿舎兼食堂棟、2棟の体育館、重量挙げ専用体育館(十部屋の宿舎を含む)などが完成し、2270人の学生が使用している。
◎イタリア、ドイツ、フランス、イギリス、オーストリアなどの42人の慈済ボランティアが5、6両日、イタリア中部地震の被災者に祝福金を配付した。レッテ州レオネッサ市とチッタレアレ市、アクモリ市の住民300世帯を支援した。
◎北区の慈済ボランティアは金門島の刑務所で灌仏会を行った。80人以上の受刑者が参加して、壇上で手話ミュージカル「泥の中から蓮の花が咲く」を演じ、改心の決意を表した。慈済は昨年から刑務所で毎月第1・第3金曜日に読書会を開くとともに、手話を教えている。
 
05・06
慈済タイ支部はアユタヤで新芽奨学金授与式を2回に分けて行い、バンプラフ町、バンポエン町、ワトヨム町、バンパイン県、パチ県の386人の学生を支援した。
 
05・08
ヨルダンと台湾の慈済ボランティア一行11人がマフラグ市で、現地の慈善団体が開設したシリア難民の子供の学校を訪れ、校舎の家賃一年分と子どもたちへの文房具を支援することを約束した。花蓮慈済小学校の生徒たちが書いた祝福のカードも難民の子どもたちへ手渡した。
 
05・11
花蓮慈済ボランティアは花蓮刑務所が企画した「母の日懇親会」で、3回の灌仏会を行った。そのうちの1回は未成年と女性の受刑者の懇親会で、受刑者はボランティアの手伝いの下に母親にお茶を入れてあげたり、母親の足を洗ってあげたりした。また、手話ミュージカル「ひざまづく羊」を演じ、犯した過ちを懺悔した。
 
05・19
早朝、屏東県恒春町の南門養護ホームで火事が発生し4人が死亡、100人以上のお年寄りが緊急避難した。そのうちの55人が恒春の3つの病院に搬送された。慈済ボランティアは被害者を見舞うとともに緊急慰問金を配付した。
 
05・20
◎慈済基金会は20日、27日、28日の3日間、高雄、花蓮、台中、桃園の静思堂で防災・災害支援に関する講習会を開いた。参加したボランティアは防災理念を強化し、合心防災協調センターの役割について理解を深めた。また、近隣地域の防災支援の協力体制と隣接区域同士で支援することを取り決めた。
◎慈済科技大学販売流通管理部はTEDが認証した講座を開いた。主題は「科学技術と人文」で、有機農業、気候変動、研究開発と設計、メディアなどの分野の専門家を招聘して行われた。
◎台北慈済病院は「ダヴィンチ外科手術システム」を導入し、この日ダヴィンチ手術室の起用式が行われた。
 
05・22
◎花蓮慈済病院と 長弘生物科技公司及び美時化学製薬は、悪性脳腫瘍標的薬物Cerebraca waferと脳腫瘍治療薬Temozolomideを併用した治療の臨床試験を共同で行うための覚え書きを交わした。
◎慈済51周年の「仏誕節、母の日、慈済の日」を祝う灌仏会は、4月から台湾各地の地域社会で行われてきた。5月22日までに世界40の国と地域で合計582回行われ、29万人以上が参加した。
NO.246