03・01
慈済基金会は1日から3日までカンボジア・タケオ省のカバス県立病院で施療活動を行なった。台湾、シンガポール、マレーシアなど8カ国の医療スタッフとボランティア合わせて300人余りが参加し、内科、外科、歯科、漢方科、眼科、産婦人科などの診療を通して延べ5789人に奉仕した。また、3日にはシェシムプレイリア高校で台湾政府の海外援助米を1370世帯の貧困家庭に配付した。
03・02
慈済基金会の「FUN 大きな視野で未来に立ち向かおう・青年創作推進プロジェクト」と題した第2回青年公益実践プログラムにおいて、新店静思堂で団体の選抜決定戦が行われた結果、奨励対象は《孵化《グループから6チーム、《加速》グループから4チームが選ばれた。今回は218チームが参加しているが、前者は法人登録されていないか登録されて2年以内のチームで、後者は既に法人登録されていて、2年以上その領域で奉仕しているチームである。
03・03
「2019イルミネーションは台湾屏東で」と題した元宵節の活動に参加した慈済屏東支部は、大鵬湾のイルミネーション区域で環境ビジョンの永続を課題に、リサイクルステーションの回収品を使って「四大八法の輝き」、「環境保全は生命を守る」、「竹筒歳月」などを現した提灯を飾ると共に、ボランティアが作品に込められた環境保全理念の背景を説明した。2月15日から18日まではテスト期間で、2月19日から3月3日まで展示され、延べ10万人余りが訪れた。
03・04
◎慈済はインドネシア・スラウェシ島震災支援でパル市に恒久住宅の建設を行うが、今日、ダドゥラコトンドゥ大愛一村とドゥユ大愛二村の起工式が行われた。
◎慈済科技大学五年制看護学部は2019年度より先住民以外の学生も就学支援の対象にすることになり、4日から18日まで奨学生30人の枠にネットで応募することができる。審査を通った学生は学費と諸経費が免除される他、毎月、小遣い金が支払われ、卒業後は直ちに慈済医療志業体で勤務することができる。
03・05
タイ・チャンマイ慈済学校の殷文仙校長は5日から14日まで20人の教師と共に花蓮の慈済大学と付属中学校で「チェンマイ慈済学校教師人材養成講座」を開き、慈済教育志業体と慈済教聯会の教師から経験を学ぶ。
03・10
慈済基金会はセルビア国内に留まっている難民支援で、ヨーロッパの慈済ボランティアが10日と11日の両日、オブレノヴァッチとプリンシポヴァッチ、アダセヴィッチ、シドなどの難民キャンプで1000枚のマットレスを配付した。
03・11
◎国連環境計画(UNEP)は11日から15日までケニアの首都ナイロビで第4回国連環境総会(UNEA)を開いた。慈済基金会から職員とボランティアの代表が参加して、各種会議に出席すると共に、関連会議を主催し、仏教会を代表して地球信仰連盟の会議にも出席した。また、ブースでは慈済の環境保全毛布と環境保全レンガ、環境保全再生衣料などを展示し、慈済の「ゴミが黄金に変わる」、「清浄は源から」という環境保全理念を宣伝した。
◎慈済基金会は11日から22日まで「第63回国連女性の地位委員会(CSW)」に出席し、数多くのNGO早朝会議や関連会議に参加した。中でも15日はアメリカ国連児童基金会と共同で非公式論壇を催し、慈済が異なった領域との協力体制によるシリアやミャンマーのロヒンギャ難民の女性児童への教育支援を報告した。
◎アフリカのマラウイはインド洋に発生したサイクロンの影響で洪水被害が起きた。マチンジリの現地ボランティアが11日にチンゴンべ部落を視察し、南アフリカ・ダーバンの慈済ボランティアが12日に国外支援のために出発した。18日から現地住民と共に重大な被害を被った10世帯のためにレンガ造りの家を建設する。
03・12
慈済基金会はラオス・チャンバサク州立病院に対する病床不足の解決支援として、今日、110床のベッドを寄贈した。今回はマレーシアの実業家・林観念が寄付したものである。
03・16
◎慈済基金会はスリランカで貧困救済の配付活動を行なった。台湾、シンガポール、スリランカのボランティアたちがチームを結成し、16日と17日に前後してハンバントタとコロンボで4465世帯に買い物券を配付した。
◎慈済基金会は2017年のポルトガル北中部森林火災の被災者に対するケアを続け、トンデラ市で冬の配付活動を行なった。
03・19
◎大愛テレビの医療衛生教育番組《大愛医生館》の収録が5000回を迎えた。大愛テレビ局と台中慈済病院のチームが感謝パーティーを催し、出演者の簡守信医師が毎回自ら、番組の題材を用意すると共に、ボランティアとして長期間出演してくれたことに感謝の意を表した。番組は2001年8月に始まり、毎週月曜日から金曜日の夕方に10分間放送されている。
03・25
中国四川省と青海省の慈済ボランティアは、25日と26日に青海省玉樹県で大雪の被害を受けた住民に坊主麦のチャーメン、ビーフン、食用油などの生活物資を2400世帯に配付した。
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